http://www.jterry.com/futago/kids/growingup/1/1.html 子育ていろいろ話
 
 
まだ5年しか子育て経験がありませんが、今までの子育て話などをいろいろと...
 

 

 

レベッカは赤ちゃんの時から、目と目の間というか鼻の付根が青いので、保健婦さんや近所のおばちゃんに『この子はかんが強い子だから大変よ』と言われていたが、本当に『かん』が強く夜泣きも多かったし、完全母乳だったせいか、おしゃぶりを一切受け付けなかったから誤魔化しがきかなくて大変だった。
『かん』に効くという『宇津救命丸』をいつも服用していたし、噂に聞いた『かんに効く神様』までお参りに行った事もありました。
しょっちゅう夜泣きして泣き止まず、深夜におんぷして近所を徘徊していると、気休めでも『かんの神様』に頼りたくもなるものです。
ちなみに、宇津救命丸とかんの神様の効力は.....あったような?なかったような?そんな感じです。
でも、成長と共に落ちついてくる物なので、(レベッカの夜泣きやかんの虫も3歳頃にはおさまりました)今、夜泣きやかんの虫で悩んでいても、時期が来るまで少しの辛抱だと思ってがんばってください。『止まない雨は無い』ですから。

一方双子の場合は分かりやすく、夜泣きは『引越しで環境が変わった時』と『病気の時』だけでした。
ちょっとしたぐずりはおしゃぶりで解決!でも中耳炎やアレルギーをおこした時は一晩中大泣きだし、過去最高最長の夜泣きは、2003年6月に今の家に引越した時の1ヶ月にも及ぶ連日(昼寝の時も泣いた)連夜の長期型夜泣きでした。
引越しって『1歳の子供は何もわからないから大丈夫!』と思っていたけど、実際は結構繊細で環境の変化に対応するまで時間がかかったりするものかもしれない。もちろん子供の性格にもよるけど....

ここで子供が泣き止む、寝付く裏わざとして私がやってみた事を紹介すると
★泣きやませ
 @顔に息を吹きかける
 Aスーパーの袋をガサガサさせる
 Bママが大声で泣く
 Cおんぶか抱っこで外に出る
 Dひたすら夜のドライブ
 Eママの指のひらのやわらかい部分で赤ちゃんの耳の穴の入り口を軽く押す
★寝付かせ
 @長いサラシでグルグル巻きにして身動きがとれないようにする(新生児の頃は効果あり)
 A玉ねぎの薄切りを部屋に置く(安眠作用があるらしい)
 どれも、効く時は効くがいつも必ず効くわけではない。という使えない裏わざでした。

ここが青いと癇が強い
ぐるぐる巻でベビー安心
癇の神様
困った時の神頼み

 

 

双子の育児で欠かせないのが、『同時におんぶと抱っこ』をする事です。
やはり、同時泣きされた時や、少し大きくなってからは片方だけ抱っこすると片方も抱っこをせがんできたり...と状況は様々ですが、私はこれでなんとか乗り切りました。
家の場合は2才過ぎてだいぶ重くなってからも、レベッカの水泳教室の時はプールサイドが危ないので、おんぶだっこで行ってます。はっきりいってしんどい。
それぞれにやり方があると思いますが、私のやり方をご紹介します。

@まず腰に『腰痛ベルト』や『磁気ベルト』などを付ける。
A財布やハンカチ・ティッシュ等を入れた『斜めがけバック』をする。
Bベビービョルンの『前抱き抱っこひも』を装着する。(ベルトの長さはこの時点ですこしきつめにするといい)
C『昔ながらのおんぶひも』で重い方の子供をおんぶする。(その際結び目を少し脇の方にすると、前抱っこの子にあたらなくて良い)
D前抱きだっこひもに子供を入れる。
E両手があくので、もう1人の上の子と、手をつなぐ事ができます。

備考
@腰痛ベルト=私はレベッカの子育て中にぎっくり腰を経験した為着用しています。
A斜めがけバック=ショルダーバックだと、外出時、子供を下ろしたりしている時に置き引きなど危険だから。
B前抱き抱っこひも=前抱きひもは過去に何個か購入した事があったが、これが一番簡単で腰も楽。
C昔ながらのおんぶひも=これは、胸の部分がバッテンになっておっぱいが強調されるのを嫌がる人も多いですが、このタイプが一番楽だし、子供もママにくっついていられるので安心感があるみたいです。又リュックタイプや山登りタイプだと肩が死ぬほど痛くなりました。
D最初に1人の子をおんぷしているので、この時点で抱っこひもの調節は難しい事もあるから、Bの時点で調節しておく。

 
バックと抱っこひもを装着
重い方をおんぶする
もう1人を抱っこ
両手があくので上の子と手がつなげる

 

 

日本のマタニティウェアは、カタログ販売だとかわいい系が多く(私は大人っぽいのが欲しかった)、デパートなどのかっこいい服は高い。
又、産後の授乳服もデザインが悪いし、ただのTシャツなのに5千円位する。
私のお勧めはアメリカの『MOTHERHOOD』というマタニティ専門のブランドです。(下の写真)
デザインも素敵だし、安いし、サイズも豊富(ぽっちゃり型の妊婦さんでも種類が豊富)。
インターネットで日本から買う事も可能(他のマタニティショップは、日本まで発送しない所もあります)だが、全ての手続きが英語である事と、送料や税金が高いので(商品が安いので、送料の方が高い)、旅行でアメリカに来た時に買っておくのもいいかも。(将来のために)
授乳服(ナーシングウェア)もいろいろありますので、ホームページをご覧ください。
http://www.motherhood.com

 
いい感じ
仕事着にも
カジュアルも
夏にはこれ
エレガント
  おしゃれ 
着やすい
大きいサイズもある

 

 

赤ちゃん連れで公共の乗り物に乗るのは大変です。(特にママがひとりで)
でも、泣かれたり騒がれたりして大変なのは母親だけでなく、周りの人達も迷惑だという事を考えなくてはなりません。
『子供は泣くのが仕事』とか『赤ちゃんなんだからしょうがないでしょう!』なんて思ってはいけません。世の中の人みんなが子供好きとは限らないのですから....
赤ちゃんがぐずった時私の場合は、普通の電車なら次の駅で降ります。
レベッカが赤ちゃんの時、地下鉄で急に大泣き、次の虎ノ門という駅で降りたが授乳などの場所が無かった。なので駅員さんに相談したら、事務所につい立をしてくれて、この中でどうぞ!と親切だった。『使えるものは何でも使え』

又、新幹線の場合は、他の大人が(パパやばば等)一緒の場合は普通席でもOK、ぐずった場合は交代でデッキに行けるから。
でも、ママとベビーだけだと大変です。なので私は少し割高ですが『グリーン車1人用個室』を利用していました。
これは絶対におすすめ!1人用といっても広いし、ビデオ専用のテレビがあるので、子供のお気に入りのビデオを持参すれば子供もごきげん。泣かれても迷惑かからないし、ボタンを押すと車内販売の人も来てくれます。
私は下にビニールシートをひいて子供がゴロゴロしたり遊べる様にしていました。お弁当も食べられるし、オムツ替えや昼寝も出来る。これを『高い』とか『贅沢』と思うかは個人の考えの違いだけど、新幹線の個室はビジネスマンよりも赤ちゃん連れの利用が多いのは事実です。

普通車の場合でも、ベビーが泣いたら座ってあやすのではなく、すぐデッキに行くようにしましょう。眠りたい人もいるのだから。
たとえ泣き止まないベビーでも、親が一生懸命あやしていれば皆、好意的にみてくれますが、泣かせたままお弁当食べたり、雑誌を読んでいたりしたらひんしゅくをかいますよ。

新幹線の個室内
ビデオが観れて子供もごきげん
うるさくても大丈夫
ママも子供も楽々な旅

 

 

家の場合レベッカは100%母乳。双子は母乳とミルクの混合で育てました。
レベッカの時は妊娠中から母乳マッサージを指導されて、毎晩風呂上りにせっせとやっていましたが、さすがに双子の時は、子宮が収縮したらまずいからと、マッサージはしなくていいと言われました。
子連れで歩いていると、知らないおばさんやおばあさんから声をかけられるが、必ず『母乳?』と聞かれます。なんだかミルクで育てているのは母親失格とでも言われているようで嫌な質問ですよね。
もちろん母乳は免疫力を付けるという大切な物で、初乳だけでもどうしてもあげたい所ですが、あまり気にしすぎるとストレスになって出にくくなるので、もっと気楽に考えましょう。『ミルクだけど愛情いっぱいかけてるから....』ってね。
ところで、授乳中のママはとっても腹が減ります。水分もたくさん取るように言われます。
食べても食べても母乳をあげてたら痩せてきた。というママさんもいましたが、良い母乳を出す為にいっぱい栄養のあるもの食べて太った!というママもいます。私です。

あと、出産前の準備として哺乳ビンは買わない方が良いと私は思います。
レベッカの時は母乳が出るか分からなかったので、哺乳ビンやミルクを用意していましたが結局使いませんでした。湯冷ましを飲むにも哺乳ビンは嫌がったのでもったいなかったです。
双子の場合も、入院中にお気に入りの乳首のタイプができ、それを購入した方が良いと言われたので、前もって買わなくて良かったと思ったものです。
ですから、産後退院するまでの間に、母乳や子供の様子を見てから買い揃えても遅くないと私は思います。

 

 

家の双子は『ミルクアレルギー』。そして弟ギリアンはミルクの他に『卵白アレルギー』もあります。
私も、夫の家系にも誰一人として食物アレルギーを持っている人がいなかった為ちょっとびっくりしました。
赤ちゃんなのにミルクアレルギーなんて!いったい何を飲むのだろう?と不思議に思いましたが、母乳か『ミルクアレルギー用ミルク』を飲む事を知りました。
家では『森永 ニューMA−1』というミルクを母乳と交互に飲んでいました。値段は定価が1缶3500円。高い...安い店でも3200円位したので本当に大変でした。
今は豆乳を飲んでいます。又、アメリカでは普通のスーパーやナチュラルフードマーケットに、牛乳や卵を使わないクッキーやお菓子・豆乳のヨーグルトやアイスなどがいろいろ売っているので助かります。
日本でもあわボールとかひえリングとか売ってたけど、量が少なく高い印象がありました。
ちなみに、こちらの日系スーパーで『ハイハインいちご』が売ってるのでいつも食べさせていますが、アメリカ人の友人の前で食べていたら『日本では子供に発泡スチロールを食べさせるの?』と聞かれた。んな訳ないべー!!!あと、かりんとうを食べさせていた時も『日本ではうんこも食べさせるの?』とも言われた。はぁ....
注)ハイハインは脱脂粉乳が入っていますので、家では『ハイハインいちご』にしています。

 

 

 

私は子供と添い寝派です。その方が寝ながら母乳もあげやすかったし、なんてったって子供のいい匂いを嗅ぎながら、ギュっと抱きしめて寝るのは心地よいから。
生まれてすぐにベビーを個室に寝せるアメリカ人には驚かれますが私は気にしません。
アメリカ人の友人の場合は、8時になったらベットに連れて行き、本を読むかお話をし、キスして電気消しておやすみ。生まれてからずっとそうしてきたので、泣きもせず親も楽なんだそうです。

ママとしか寝なかったレベッカが、かわいい自分の部屋を持ったら、4歳で1人で寝られるようになったんです。
つまり、子供ってあっという間に大きくなってしまうのだから、今しか楽しめない添い寝をしないアメリカ人の友人の方がもったいないと私は思う。
でも、添い寝だとそのまま私が寝てしまうなら楽だけど、子供だけ寝かせてその後私だけ起きようと思うとこれが大変!
せっかく寝たと思っても私の起きる気配で目が覚めて泣いたり、ついつい朝まで一緒に寝ちゃってやりたい事も出来なかったり....
早く寝て欲しい時に限ってなかなか寝ないし、私はイライラするし、パパではダメだし。添い寝は好きだけど、寝かし付けは嫌いな私です。
そんな2004年3月、その日は突然やってきた。
けんかばかりする双子を怒り『もう一緒に寝ないからね!』と私が言い、双子だけベットに寝せた。ちよっとかわいそうだったので、私の変わりにレベッカに添い寝をさせたら、双子ったら泣かずに寝た。
もちろん私が寝る時は双子の間に一緒に寝るが、寝かし付けをしなくなったのはすごく楽。
それからずっと寝かし付けはレベッカの仕事になった。レベッカも任せられるのが嬉しいらしく、子守り歌?(かえるの歌とか)を歌ったり、空想のお話をしたりしている。
私と寝ると50分以上かかるのに、レベッカだと10分ほどで寝てしまう。子育て上手なレベッカに頭の下がる母でした。

 
いつもレベッカが双子を寝せる

 

 

今までの育児で過去最高につらくて悲しかったのは、なんといってもレベッカの『断乳』です。
でも、断乳については小児科の先生や町の保健婦さんや近所のおばさんや親戚そして育児書など、本当にそれぞれ言う事が違うので、どれが一番いい方法か迷ってしまう。
例えば、町の保健婦さんは『何歳になっても飲みたいだけ飲ませたらいい』と言うし、『離乳食が完了する1歳頃の卒乳がいい』とか、『だんだん母乳に栄養が無くなるから早めにやめさせてもいい』とか言う人もいて、とにかく情報ありすぎ!
結局私が選んだのは、生まれた病院で1歳児検診の時に院長先生に言われた『1歳半までに必ず断乳するように』と言う事でした。
そして決行の日、大泣きが予想されるので実家に帰って実施しました。
予想通り大泣き・大暴れ、その上私の胸が張って張って痛みがすごかった。
こんなに痛いし、飲みたがってるし、いっそ飲ませてしまおうか...じじばばにも『こんなに泣いてるのに何も今止めなくても...』と言われて気持がぐらついたりしましたが、先延ばしにしても結局又つらいのは同じなのだから...と、なんとか3日間の峠を越し、合計で1週間位親子共々辛い思いをしながらも、なんとか乗り切ることが出来ました。

一方双子はと言うと、兄ジャックは生後7ヶ月頃、弟ギリアンは9ヶ月頃に、それぞれ『お母さん!僕は今日から母乳はいりません。今までありがとう。でもお母さんの母乳はなんだか油っぽくて胸が焼けるのさ。僕の事はもういいから好きな酒をいっぱい飲んでくれよ』と言って?勝手に卒乳しちゃってんの。
なんだよ!まだ母乳出るのに....と、ちょっとあっけない卒乳にがっかりした母でした。もう少し未練があるのが人情ってもんじゃないの???
そんな卒乳はあっけなかった双子ですが、大好きな『おしゃぶり』を止めさせる時はものすごく大変なんだろうなぁ...と思う。
最近おしゃぶりは鼻呼吸の為に良い事だと推奨されているようですが、(口で呼吸する子は、集中力や記憶力が弱く成績も悪いらしい)だったら高校生までおしゃぶりさせたら頭良くなるかしら?んなわけないよね....


と、書いている間に突然その日はやってきた。パパが兄ジャックを連れて歯医者に行ったら、『今日からおしゃぶりを止めさせてください』と言われた。6月30日。心の準備も無く突然の断おしゃぶり。なんだかとてもかわいそうだった。 ところが、おしゃぶり命だった双子は、思ったりもあっけなくおしゃぶりをやめる事が出来た。大泣きも欲しがりもしなかった。ところが、そんな4日目の朝、突然兄ジャックが嘔吐した。風邪かと思ったが、熱も咳も鼻水も出ず、ただ吐いて吐いて吐きまくった。きっとストレスが溜まったのではないかと私は思った。こんなに小さいのに、大好きな物を突然取り上げられたのだから、きっと私達の想像以上につらかったに違いない。かわいそう.....でも、いつかは通る道だし、ここまでがんばったのだから大丈夫!と、取っておいたおしゃぶりもその日に捨てました。

おしゃぶりを止めてから、双子は昼寝をしなくなった。ってゆーか、眠れないらしい。毎日3時間も昼寝をしていたのに、その昼寝をしないから、夜は眠くておしゃぶり無しでも眠れるのだ。他にも、兄ジャックは一度泣くと泣き止まなくなった。抱っこしても、お菓子で釣っても泣き止まない。この泣き止まない子供というは、本当にイライラする。 その上、おしゃぶりを止めてから、双子のケンカが激しくなった様な気がする。断おしゃぶりは、母が疲れる結果となった。

 

 

 

離乳食については、私はまったくの手抜きだったのでえらそうな事は言えませんが、私はだいぶ市販の物を使いました。
ひき割り納豆やとうふ、ゆでた野菜や味噌汁の具をつぶしたりはしましたが、市販のタイプは種類も豊富だし栄養も考えてあるし、なかなか重宝しました。
おかげ様でレベッカはすくすく育ち、5歳の今は特に好き嫌いの無い丈夫な体になりました。
離乳食は手作りがいい!と、それが苦にならないならいいですが、逆にママの負担になり、イライラしたりストレスが溜まるなら市販の物を使っても私はいいと思う。
ところで、双子はミルクや卵白アレルギーがある為、離乳食はゆっくりやるように指導されました。
せっかくママが作った物を全然食べないのに、市販の物ばかりよく食べる。という事もありましたが、ミルクも飲まないのに、よくここまで大きくなったなぁ...と感心しています。

 

 

 

赤ちゃん連れで歩いていると、とにかくいろんな人に声をかけられます。レベッカの時も『何ヶ月?』『男の子?』『こんなにムチムチした赤ちゃん久しぶりにみたわー』とか、特におばあちゃんや同じ子連れや、孫が同じくらいだというおばちゃんなど。
独身の時は気取って歩いていた私なのに、子連れになったらなんだか町の人気者になったようにニコニコ歩いてしまいます。
レベッカの時でさえ声をかけられまくったのに、双子となるとそれは半端なものではありません。
日本にいた時は、双子用のベビーカーが珍しかったらしく、ベビーカーに寄って来て、その後双子に注目され本当にすごがった。
私は声をかけられたらちゃんと対応します。なぜなら、レベッカが赤ちゃんの頃、ベビールームで一緒になった双子のママに話し掛けたら、つっけんどんな態度を取られ、すごく嫌な思いをしたから、私はこんな感じ悪いママには絶対ならないぞ!と思ったからです。
でも、あのママさんは毎日のように同じ質問ばかりされて、うんざりしていたのかなぁ....と、自分が双子のママになって少し分かった気がしますが、私は同じ質問でもちゃんと答えます。
そしてアメリカでもすごく注目をあびてます。今でこそ慣れましたが、最初は英語が全然分からないのにいろいろ話しかけられて大変でした。
以前スーパーで、前から人相の悪い男の人が歩いて来て、なんか怖そうだから目を合わせない様にしよう...と思っていたら、急に話し掛けられて心臓が凍った。『双子?』と聞かれ『イイイイエス』とびびる私。すると怖〜い顔したその人がニコッと笑って『僕も双子なんだ!』と言ってウィンクして通り過ぎて行った。
話しかけられた怖さと、以外にいい人だったギャップと、あの顔がもう1人いるという現実と、そしてウィンク。私の『リリリリアリィ』とどもる返事がむなしく響いた昼下がり。

 

 

 

家の双子は食物アレルギーがある為、体質的に『ぜんそく』と『アトピー性皮膚炎』になりやすい、と言うか、なるでしょう。と言われていた。
幸いぜんそくの症状はあまりないのですが、生後2カ月位から顔に湿疹ができ、真っ赤な顔でかゆがるので皮膚科に行った所、『乳幼児湿疹』だけど少しアトピーもあるかも。と言われました。
いろんな皮膚科に通ったが全然良くならず、このまま重いアトピーになったらかわいそうだなぁ...と思っていたら、いとこに仙台で有名な皮膚科を教えてもらい通った所、その病院の自家製?の薬がすごく良く、段々症状が緩和されました。ステロイドの強い薬ではないのに、どうして効くのか不思議でした。とても人気の病院でものすごく待たされるけどね。
そして生後10ヶ月にアメリカに渡ると、その後すぐに薬もつけないのに湿疹はなくなりました。乳幼児湿疹の治る時期だったのか、アメリカの風土が合ったのか、理由は分からないがとにかく良かった良かった。

乳幼児湿疹かアトピーか
顔が一番ひどかった
かゆくてひっかくのでミトンを愛用

 

 

レベッカは1歳過ぎまで髪が伸びず、いつも男の子に間違われていたが、1歳半頃から少しずつ髪が伸びてきたら、不思議に『毛先だけ天然パーマ』になっていた。
髪全体が天パーなら分かるけど、なぜ毛先だけなんだろう???
だから、雨の日や湿気の多い日はくるくる度が増してかわいい。長くなってから、髪を結んでその髪を指でくるくる回しただけでタテロールになる。おもしろい。
そんなかわいい髪がもったいないから、生まれてから4歳まで前髪以外は切った事がなかったが、4歳の誕生日にレベッカが髪を切りたいと言ったので切った。
そして毛先天パーは終わった....さようなら毛先天パー...そしてありがとう毛先天パー

髪が伸びたら毛先が天パー
髪の色も茶色だった
指でくるくるしたたけでタテロールに
湿気の多い日はくるくる度が増す

 

 

子供の習い事って、いつ頃から何をやらせたらいいのか迷う所だ。
私は最初、近所に友達がいなかったから、友達作りの為に講談社でやってる『すこやか教室』にレベッカを通わせました。これはすごく良かったが、教材が高い。
2才の頃は体操教室に通い、2才半でスイミングを始めたがこれは大変だった。最初の1ヶ月は大泣きしてプールに入れなかった。
こんなに泣くならもうやめさせよう!と思った頃に慣れはじめ、今ではすごく上手に泳げます。
アメリカでも水泳は続けていて、その他にサッカーとスケートも習いました。やっぱり子供は運動がいいと私は思う。あと音楽とか。
でも今の日本はなんだか『英語教育』に熱心だよね。まだ日本語も話せない時期から通わせたりして。私なんて、アメリカに住んでいるのに、子供に日本語しか教えていません。だって母国語を話せないのに、外国語を話せるわけないじゃん。って思うのは私だけ?

日本で体操教室に通ってた
少林寺拳法も少々
サッカー少女
スケートは先生がかっこいい
水泳習いたての頃
   スイミングはすごく上達した
背泳ぎしている右がレベッカ
 

 

日本の親戚や友達は、『アメリカに住むと誰でも英語がペラペラになる』と誤解している人が多い。
アメリカに住んでいても、日々の努力と度胸がなければペラペラにはなりません。
又、日米のハーフは必ずバイリンガルに育つとも限らない。
リサ・スティックマイヤーやヒロコ・グレースなどは、自然にバイリンガルになった訳ではなく、本人と親が努力した賜物なのだ。
最近では、ウエンツ君がいい例で、彼はハーフなのに全然英語がしゃべれないという。
でも、そんなのは珍しくもありません。アメリカに住む日米のハーフでも、日本語が話せない子もたくさんいます。
日本語で話しかけられても英語で答える。という感じになってしまうようです。
家の場合、子供の母国語は日本語と決めました。
ですから、まず日本語を教えています。(これは先輩ハーフのママや小児科のドクターに言われたから)
と言っても、やはり日本語しかわからないと、グランパや義妹などのアメリカの家族とコミュニケーションが取れなくて不便なので、ある程度の英語は教えています。
レベッカは、教えていない英語をプリスクールやテレビで覚えています。その英語は、日本の学校で習うものとは違い、アメリカの子供らしい言葉・発音・ジェスチャーなので感心しています。
レベッカは今は日本語がペラペラですが、この先、学校も友達も社会も全てが英語になるので、逆に日本語を忘れてしまうのではないか?と心配されますが、日本語は私がきっちり教えたいと思っていますが、やはり本人のやる気次第でしょうね。
『日本語しゃべれるけど読み書きが出来ない子』にならないようにするのが、今後の家の課題です。

 

 

上の子と下の子で一番の違いは、私の場合『写真の数』かもしれない。
もともと写真好きの私は、レベッカの時はとにかく毎日のように同じような写真を撮っていたのに、双子の時は何かないと撮らなくなった。
あと、上の子の時は初めての子育てという事もあり、なにかと心配や不安が多く、乳幼児突然死を心配し『早く大きくなって!』と思い、病気の時どこが痛いかを『早くしゃべれるようになって!』、抱っこは重いから『早く歩けるようになって!』と、何でも早く早くと毎日祈ってました。
ところが、下の双子の場合、『お願いだから早く大きくならないで〜』と懇願している毎日です。
だって、子供って本当にすぐに大きくなるから、小さい頃のかわいいしぐさ・声・匂い・言葉・表情が、あっという間に変わってしまうのよね。
その上、言葉を話し、知恵が付くと、生意気度が増し、うそや反抗という難しい問題に直面してくる。
でも、子供の成長というのはすごくうれしいもので、言葉が遅い双子に『ママ大丈夫?』『サンキューマミー』とか言われると、目頭が結膜炎でかゆくなる母だった。

あと、上の子の時は常に育児書を見ながら成長や発達の遅れはないか?とか、こんな子育てでいいのか?どうやったらいいのか?といつも不安で心配な子育てをしていましたが、下の子の時は、育児書なんて全然見なくなりました。(そんな暇がなくなったのかも)
他人と比べる事もなく、ちょっとの熱で大騒ぎする事もなく、少しだけど余裕(手抜きとも言う)のある子育てが出来るようになりました。

あと、これを言うと私の姉に怒られそうだが、『下の子はすごくかわいい』
もちろん上の子がかわいくない訳では絶対にない。上の子だって本当にかわいいのだ。でも、下の子に感じるかわいさというものは、経験しないとわからない感情です。
私自身2人姉妹の妹だが、親は姉を厳しく、私を甘やかして育ててきた。だからとって姉をかわいがっていない訳ではなく、どちらかというと両親は姉を信頼して大事に育ててきたように思う。
例えば、小学生の頃姉は優秀で成績表がオール5だった時も、当たり前だと誉められず、一方の私は5が1つか2つなのに、えらいえらいと誉められた。
下の子って甘やかされているが期待されていないのかもしれない。それが私には楽だったけど。
今の私はまったく両親と同じ事をしている。レベッカを厳しく育て、双子を甘やかしている。わざとではない。
なんでか最初の子ってちゃんと育てなくてはならない感じがして、ついつい厳しい態度になってしまうのだ。

 

 

私が子供の頃に比べて、今の子供達はたくさんのおもちゃがある。中には知育玩具なんて物もあり、遊びながら学ぶ事も出来てすごく良い。
おもちゃも良いのだが、自然の中で遊んだり、動・植物に触れたりするのも大切だと思う。
都会に住んでいると、自宅で犬・ネコを飼っていないとなかなか動物と触れ合う事は出来ないが、レベッカは田舎で牛との交流(?)があった。
この写真はレベッカの3年に渡る牛とのふれあいの記録です。

うっしっし
食べさせてあげる
 
モー 帰るの?
 
いい乳出せよー
牛に人形を紹介
 
見詰め合う2人
 
モー娘
牛には赤い服
 
双子もご対面

 

子供の成長の記録として写真やビデオは当たり前ですが、『似顔絵』というのもなかなか良い物です。
1つはデパートのベビーフェアのイベントで、もう1つはサンリオピゅーロランドで描いてもらいました。
あと、切り絵のタイプはディズニーランドで切ってもらえます。
東京タワーの2階か3階のお土産コーナーの一角に、似顔絵を描いてくれる人が交代で常時いる所があるのですが、上手い人(テレビチャンピオンに出場している人など)に当たらないとすごく暗い絵になってしまうのでご注意ください。

高島屋のベビーフェアで
ピューロランドで(全然似てない)
東京ディズニーランドの切り絵の似顔絵

 

出産祝いは色々欲しい物がありますが、なかなか欲しい物が貰えなかったりしますが、ベビーザラス(トイザラス)の『ベビーレジストリー』を利用するとよいと思います。
アメリカではとってもポピュラーなベビーレジストリーは、あらかじめ欲しい物を登録しておくと、友人や知人がそのリストを見ながら購入してプレゼントするシステムです。
コンピューターで管理しているので、誰かが買った物はチェックされるので重なる事はありません。
必要な物が分かるし、値段別にいろいろ選べるので、贈る側にも便利な物です。
ただ、日本ではこのシステムを知らない人が多いのと、このシステムが導入されている店が少ない事でなかなか難しいかもしれませんね。
まぁ日本ではお祝いとして『現金』を贈る事も多いので、こちらの方が貰ってうれしいですけどね。

 

 

私が7才位の時いとこの男の子が生まれた。私は末っ子だった為、妹か弟が欲しかったから、このいとこがすごくかわいかった。
このいとこがなついてくれると嬉しくて、こんなに子供ってかわいいものなら、保母さんになったらどんなに楽しいだろう!って思って、『将来は保母さんになりたい』というのが私の子供の頃の夢でした。
結局保母にはなれなかったが、『子供好き』ではあった。
そんな私が自分の子を育てて初めて分かったのは、子供はかわいいだけではないと言う事。
ぐずるし、泣き止まないし、うるさいし、しつこいし、本当に大変なのだ。我が子はかわいいがヘトヘトだ。保母なんで絶対無理。
子供は、あまり怒らずに育てたい。体にいい食材で健康的な食事をさせたい。テレビやゲームに頼らず自然の中で遊び・学ばせたい。等等...子育ての理想は高い。
でも家の場合、生粋のテレビっ子。マクドナルドも大好き!ママはおこりんぼう...トホホの現実なのだ。
でも、ママによっては幼児教育に力を入れ、まだ小さいのに勉強ばかりさせ、家の子は英語が出来る・新聞が読めると競い合う人もいる。
妊娠中、『元気であればそれだけでいい』と思った気持はどこえやら。

又、子育て中のおしゃれじゃないママを『生活感ありすぎ』とか『やっぱりママになってもおしゃれでいたい』なんて、掲示板サイトで批判する人もいるけど、私に言わせれば『がむしゃらのどこが悪いの?』と言いたい所だ。
子供に手がかかる時期なんて、人生のほんの少しの時期だけなのだから、この少しの間だけでも、子供中心でなりふり構わず育児をしたっていいじゃないか!きれいなお母さんでいる為には、子供に多少ながら負担をかける。(美容院・ネイルケア・スポーツクラブ・エステ・ショッピングの為、子供を預けるとか)
別に、きれいな母さんが悪いとは言わないが、髪振り乱して子育てしている人を批判しないで欲しい。きっと子供が成長すると、両者の違いが分かると思う。
『きれいなお母さん』に育てられても心が汚く育つ子もいるのだから。

レベッカが2才の頃に、すごい乱暴で怖い子がいた。やんちゃなんてものではなく、『野獣』そのものだった。
同じ2才なのに、そばにいる子をたたく・蹴る。物を無理やり取る。泣かせる。等....本当に手の付けられない子供だった。母親はとってもおだやかでやさしい人なのに、どうして?って感じだった。40歳過ぎてからの子供だったから、甘やかしたのかなぁ....
で、あまりにもひどいから、『どうして怒らないの?』と聞いたら、『親が怒ってばかりで育てると、親の顔色ばかりうかがう子供になるから』だと。あんた、理想と現実の違いを見ろよ!って思った。
怒らずに育てる事は、本当に育児の理想です。でも、本当にそれでいいのかしら?と、その子を見て思う。自分がたたかれた事が無いから、人の痛みが分からない。 怒られた事が無いから、悪い事だという事が分からない。
理想を追うのは勝ってだが、子供の現実を見て欲しい。


 


私は面倒くさがりの為、トイレトレーニングは先延ばしにするタイプです。
レベッカの時は私の母がやる気満々で、実家に帰る度にまだ1歳のレベッカに一生懸命教えていました。でも、やはり時期が早いのか、実家の家中おしっこだらけになって、さすがの母も1歳ではあきらめたようでした。
でも、2歳過ぎに、お友達の家に遊びに行って、お友達はパンツはいてるし、その子がトイレでしている姿を見学してから、レベッカのやる気に火が付いたみたいで、その後すぐにうんちをトイレでするようになりました。
おしっこはその後、もう少し時間がかかりましたが、ようやく完璧におもらししなくなった後に双子が誕生して、またまたおもらしをするようになってしまったのです。赤ちゃんがえりというか、情緒不安定だったのでしょうね。

トイレトレーニングで大事なのは『子供のセンス』と『親のやる気』そして『タイミング』のバランスかもしれない。
レベッカのお友達で、1歳になってすぐにオムツが取れた子がいました。その子は、オムツが汚れるのが嫌いなので、自分からおしえるようになったらしいです。神経質というか、センスのある子供だったんでしょうね。

家の双子の場合はまだ本格的に始めていませんが、レベッカが自分のトイレの時に弟達を一緒に連れて行き、3人並んで(双子はおまる)トイレに座っている間に、弟ギリアンがウンチをおまるにするようになりました。ギリアンは以前から、オムツにウンチすると気持ち悪いのか、すぐ報告に来ていたので、少しセンスがあるみたいです。
一方、兄ジャックはオムツにウンチしても全然おしえないし、オマルでも偶然一回しかした事がありません。ギリアンがオマルでウンチすると、『すごいずこい』と言って拍手したりしています。競争心を持てよ!って思うものの、それぞれの個性だから、決してジャックを無理やり急がせたりしないつもりです。

実は、私もパパも『おもらし子供』だったんです。そんな2人の子供なのだから...と長い目でみています。イライラして子供の成長を見るより、のんきに構えた方が楽しいです。(のんきと言うより脳天気って感じだけど)
今トイレトレーニングで悩んでいる事だって、大きくなればたいした事じゃないと気が付く。何歳でオムツが取れたかなんて重要じゃない。履歴書に書く欄だってないし、小学生でオムツしている子もいない。みんないつか取れるって。
競い合うとつらくなるし、でも、近所にいっぱいママ友がいるとそうもいかないのかなぁ.....
トイレトレーニングアドバイス情報はこちらです。http://www.kao.co.jp/LIFEI/ikuji/toilet/index.html
 

 


私はディズニーランドが大好きでした。ディズニーランドがオープンした年の夏休みに宮城県から上京し、上野駅前に宿を取り三日三晩通ってから、早20数年....その後毎年のように通い、千葉に住んでいた頃は年間パスポートを買ってレベッカと通っていました。
もちろん新婚旅行もフロリダのディズニーワールド! そんな私の思い出の写真です。子育て話にはあんまり関係ないけど、私は育児に息詰まったら、息抜きに利用していました。
育児には息抜きが必要です。子供を夫に預けて趣味を楽しむのもよし、ディズニーランドのように子供と一緒に楽しめればもっといいですね。
余談:アメリカにもディズニーランドはあるけど、シアトルからは遠い。それが不満な今日この頃。
ミッキーのお部屋で
お姫様と
ミッキーマウスレビュー
シンデレラ城
入り口付近
大好きなダンボ
ピノキオだー
トゥーンタウン
食事中
重いぞー
ディズニーリゾートホテル
ホテル内のプールで

 

 

子供が元気に生まれてくれれば、性別なんて関係ない!って、多くの母親は思うものです。
でも、現実問題で後継ぎの為に『男の子』とか、上2人が男の子だからどうしても『女の子』が欲しいとか、いろんなプレッシャーがあって、結構つらいものがありますよね。
私の場合も、最初の子が女の子だったし、私自身も姉妹で、『女系』とか『男の子が生まれないのは前世の因縁だ』とまで言う人もいました。大切なのは『いのち』であって、性別ではないはずなのに....すごく嫌だった。
そろそろ二人目を考えていた頃、友達が産み分けの本をくれました。彼女も最初の子が女の子で、夫がどうしても男の子が欲しいからと、産み分けをした結果、みごと男の子を産んだ人です。
実は、家の旦那も男の子が欲しい人だったので、やるだけやってみる事にしました。と言っても、病院に通ったり、薬を使ったりという強引な方法ではなく、金もかけずに家で手軽にやる方法でした。(ちょっとここでは恥ずかしくてかけないので、詳しく知りたい方はメールください)
そして見事に男の子を産み、それも双子だとはもっとびっくり、夫は泣いて喜びました。と言うのも、実は死んだ夫の祖父に、『僕の子供が生まれたら、絶対祖父の名前を付けるから』と、亡くなる直前に約束したそうです。(もちろん双子の兄の名前は、夫の祖父の名前です。)
産み分けは『絶対』ではありません。私と同じ事をしても駄目な場合もあるでしょう。でも、やるだけやれば後悔もないと思います。ちなみに、男の子が欲しい場合は、結構パパの努力が必要です。
ところで私は、男女の双子を産んだ方を特別ラッキーだと思っています。一度のお産で男女を授かるなんて、すごい強運だなぁ...と。でも、最近ジュリア・ロバーツが、男女の双子を妊娠したニュースを聞いて、なんだかすごく嫌でした。金さえあれば子供の性別まで操作出来るなんて....
 

 

 

子供の名づけは、子供の一生を左右する事なので、真剣に考えなければならない事です。
最近では『苺ちゃん』ってかわいいなぁ....なんて思うけど、日本では苗字とのバランスや字画も重要みたいですね。ところで、『付けたい名前』と『似合う名前』とは違うと思う。名前負けしている子供もなんだかかわいそう。
『はな』という名前の子がすごいブタ鼻で、名前がその鼻を強調しているみたいで可愛そうな子もいました。顔を見てから付けてあげれば良かったのに....と思わずにはいられません。
ちなみにレベッカは、パパの初恋の人の名前です。とてもやさしかった彼女の様になってくれたら...という思いで付けました。

アメリカでは親子で同じ名前を付ける事も珍しくなく、グランパの名前は、グランパのパパと、グランパのグランパと同じ名前です。だから名前の最後にV(三世の意味)が付きます。いとこのメラニーの娘もメラニーです。まったくややこしい。

 

 

 

日本では乳歯が抜けると、上の歯は縁の下に、下の歯は屋根の上に投げる習慣がありますよね。(私の田舎はそうでした)
アメリカでは、トゥース・フェアリー(Tooth Fairy)という、ちょっとロマンチックな習慣があります。
トゥース・フェアリー
とは、抜けた乳歯を枕の下に入れて置くと、夜 トゥース・フェアリーという妖精がやって来て、 歯と引き換えにコインを置いていってくれるというのです。
レベッカも5歳半で7本抜けました。(現在一本ぐらつき中) 抜ける度に喜んで トゥース・フェアリーを待っています。そして朝になって『ママ! トゥース・フェアリー来たよ。ほらお金が置いてあったもん』と目を輝かせて報告に来ます。
なんかアメリカの子供っていいなぁ...現金商売って感じで....