その他

 

日本人(特に私のまわりの人達)は『アメリカ人は、白人(金髪・青い目)か黒人だけ』だと誤解している人が多すぎます。
アメリカ人には、アジア系もスパニッシュ系もインド系もその他いろいろ、ありとあらゆる人種がいるのです。
日本に住む友人に、レベッカのプリスクールの写真を送ったら、『髪の色がいろいろだけど、みんなアメリカ人?』と質問されました。
その友人はきっと『アメリカ人は金髪だけ』だと思っているに違いない。
日本は黒い目・黒髪の単一民族。アメリカはありとあらゆる人種の多民族国家です。
だから、家の子達を『アメリカ人に見えないね』と言う人がいますがそれは間違いです。『白人の血が混じってる様に見えないね』が正しいです。
ちなみに、グランパ(パパの父)は白人のアメリカ人。グランマ(パパの母)は韓国系アメリカ人なので、家の子達は『アメリカ人とはハーフだけど、白人とはクウォーター』になるわけです。
またまたちなみに、グランパの今の奥さんは韓国人でグランパは韓国語がペラペラ。グランパの妹の旦那は、メキシコ系で、グランパの妹はスペイン語がペラペラ。私は日本人で、パパは日本語がペラペラ。そして、義妹の彼氏はスコットランド人。パパの祖母はユダヤ人。夫の家族ってインターナショナルだなぁ...と感動する私だった。

 

アメリカに来てびっくりしたのは、アメリカ人の歯の綺麗な事。
歯並びはもちろん、色も白。まぶしい。日本では八重歯がかわいいなんて言われるけど、アメリカではドラキュラみたいだと忌み嫌われます。
先日アメリカの歯医者に行ったら、『10年計画でがんばりましょう』って言われました。日本で私の歯並びはきれいな方だったのに。トホホ...
でも、フィンランドでは虫歯は日本の3分の1だというではないか、フィンランド人とアメリカ人とで歯の対決でもしてほしいものだ。
余談ですが、私が以前働いていた会社で『岸 亨』という名前の人がいた。
もちろん私は『キシリトール』と呼んでいたが、フィンランド出身かどうかは定かではない。

 

すこし前ですが、いつも行くスーパーで、いつも買ってるビールを買った。
するとレジのおばさんが私に『ID見せて』と言ってきた。子供を3人連れているのに、身分証明書で年齢を確認するなんて....
アメリカ(ワシントン州)ではアルコールは21歳から。という事はこの私が20歳以下に見えたの???30代も後半の私が????うれしくて、私の方がレジの人に『Thank You』と言ってしまった。
ちなみに、カナダのバンクーバーでは19歳からお酒が飲めるそうです。 いち早く合法的にお酒が飲みたい人は、19歳でカナダに住み、20歳で日本に戻り、21歳からアメリカに住む。というのはどうでしょう?

 

パパが会社で、『日本にはお酒の自動販売機がある』って言ったら、誰も信じてくれなかったんだって。
『タバコもある』って言ったら尚更冗談だと思われたって。
『子供が買ったらどうするの?』って言われたらしい。
しか〜しアメリカには飲み物の自動販売機だって、スーパーの前とか公共施設の中とかしか置いていない。
道路に自販機が一台もないから本当に不便。
日本はお酒・タバコ・飲み物(ホット・アイス混合)・食べ物・エロ本・玉子・米・乾電池・おでん缶などなどなんでもあるよねー。アメリカ人にみせてあげたいわー。
でも、最近では日本でも、東京ではお酒の自販機が無くなっているらしいし、置いてある地域でも、免許証で年齢確認する自販機もあると言う。日本も段々住みにくくなっていくのかなぁ....残念。

 

アメリカで生活し始めてびっくりしたのは、私がドアののぞき穴(ドアスコープ)に目が届かなかった事です。
身長158cmの私は日本では普通だったのに、アメリカではどうもチビらしい。
キッチンのシンクも高いし、戸棚には踏み台を置いています。大型洗濯機の中の一番下の洗濯物を取る時とっても大変なの。私ってまるでアメリカの子供?って感じです。

 

去年の夏、子供を3人連れて映画に行った。もちろん普通の映画館ではなく、ドライブイン・シアターです。
ドライブイン・シアターでは、野外に設置された大型スクリーンの前に駐車場があり、そこに自分の車を停めてステレオ(AMラジオ)を設定し、車内から映画を観ます。
このシアターでは6個の大きなスクリーンがあり、れそぞれ2本立てで観る事ができます。
自分の車ですから子供が騒いでも他人に迷惑をかけることがなく、家族で安心して映画を楽しめるが、夏場のみのオープンで、日没後さらに暗くなるのを待ってから上映開始となるので、2本目はかなりおそい時間になりました。
『ニモ』が目的で行ったのに、最初に始まったのがパイレーツオブカリビアンだった。当然レベッカは眠くなり、結局ニモは観ずに帰ってしまいました。
最近知ったのですが、シアトルの映画館には、毎月第2・第4金曜日の朝の上映で『マミーズ&ベビーズ』という企画があり、3歳以下の子供(その兄弟含む)と親が、その時放映されている映画を観る事ができます。
それも『Crying Room 』と言われる防音装置が施されたガラス張りの部屋で、最後部座席の後ろにあり、室内のスピーカーを通して映画の音や声は聞こえるが、赤ちゃんの泣き声が外に漏れないため安心だという。今度是非一度試してみたいものだ。

 

とうとう捕まってしまった。
アメリカ生活も1年4ヶ月がたち、道も覚えて車の運転にも慣れた頃、突然ピカピカ光らせたパトカーがバックミラーに映った。
あの時の恐怖といったら....今でもパトカーを見ると心臓がドキドキしてしまいます。
日本の様に罰金を払って、その後の免許書き換え時に講習を受ける位なら良いのですが、アメリカでは罰金の他に、保険の金額がすごく上がってしまうので、家ではお金の事(保険料)が切実な問題です。
そして、アメリカでは交通違反を裁判で異議申し立てする事が出来るのです。
私は罰金を払って終わりにしたいと思ったのに、夫と夫の父(グランパと呼んでいる)は『裁判にする』と言い張りました。なぜならグランパは弁護士なので『俺にまかせなさい』と。
裁判なんて出るの嫌だし、頭の中ではテレビや映画の『囚人が手錠をかけられて法廷に入ってくる』映像を自分に置き換えて想像したりして憂鬱な日々が続きました。
捕まったのが1月下旬。裁判は3月下旬というお知らせが届き、『もし有罪を認めれば裁判所に来なくてもよい』という紙も入っていたのですが、やはり裁判所に行く事になりました。
当日は日本語の通訳も依頼しましたが、法廷では通訳さんとお会いできませんでした。

指定された法廷に入ると、20人ほどの人が後ろの席で順番を待っていました。(待合室ではなく、他の人の裁判を見て待っている)
こんなにたくさんの人が待っているなら、2時間以上かかるのではないか?と思っていたら、いきなり私が呼ばれ、宣誓も無く、警察官も来なく、裁判官と弁護士(グランパ)が少し話しただけで裁判終了。
なんと私は罪も問われず、罰金も払わなくてよくなりました。
但し、1年間無違反だった場合です。もしこの1年の間に又つかまれば、その時はもっと思い罪となり、罰金も大金になると言われました。(執行猶予付き判決ですね)
そして1年間無違反だったら、違反の記録も抹消されるという温情判決に、『大岡越前さま〜』と裁判官にすがりつきたくなった私でした。
ところで、私が温情判決を受けたのは、まず、初犯だった事と弁護士が付いた事。そして警察官の書いたレポートに『(私の)態度が良かった』と書かれていたからだと聞きました。
警察官に捕まった時は、うるさい言い訳や抗議などせず、すみやかに警察官の指示に従った方がいいかもしれませんが、英語が話せないとか、引っ越してきたばかりで...等と言い訳して、その場で許してもらった人もいるらしいです。まぁ警察官次第と言った所でしょう。
私と同じ初犯で弁護士が付いての裁判でも、罰金は支払わないがボランティア活動を強制させられたと言う知人もいました。どうも警察官のリポートが良くなかったらしいです。
あと、裁判で20人も待ってる人がいたのに、なぜ私が優先的に裁判を受けられたかと言うと、『弁護士優先』だからです。
私以外の人は弁護士を付けずに裁判を受けに来ていました。弁護士の腕にもよりますが、弁護士を付けた方が刑が軽くなるようです。
ちなみに、今回の裁判費用は通訳込みで100ドルでした。(グランパが払ってくれた。感謝感謝)
もちろん弁護士費用はグランパなのでただです。ちなみに、グランパのこういう裁判の弁護料金は、1時間400ドルだそうです。
あれから数ヶ月、私は反省し心を入れ替え、安全運転を心がけ、亀のように運転している毎日です。(制限速度で走るって意外と大変)

 

アメリカは車社会だから何でもドライブスルー。
ファーストフードはもちろん、ドーナッツ屋やスターバックスなどのカフェ、その他銀行のキャッシュコーナー・クリーニング・薬局の処方箋受付・ポストへの投函までドライブスルー。
だから太るんだよ。と言いたいが、やっぱり便利だからつい利用してしまう私でした。

 

アメリカで生活してみて感じた事は、部屋が暗い・電気が暗い・道路が暗いという事です。
蛍光灯に慣れている私は、アメリカで一般的な白熱灯の明かりで、子供が目を悪くするのでは?と心配です。
ところが、欧米人の青やグリーンやグレーの目には、あのぽわーんとした光が結構明るく見えるのだそうです。
日本人は目の色が濃いので、明るさを求めてしまうが、欧米人のように目の色が明るいと、光の刺激が強く感じられるため、かえって蛍光灯で読み物をすると目を痛めるらしいです。
雰囲気のある白熱灯もいいげと、やっぱり子供部屋位は蛍光灯にしたいと思う私です。

 

私は面食いだ。ハンサムな人を見ていると幸せな気分になる。
でも不思議な事に実際に好きになったり、結婚したりするのは結構そうでもなかったりする。(夫よゴメン)
アメリカ生活で何が楽しいって、そりゃあんた、まわりがイケメンだらけな事よ。
スーパーのレジのお兄ちゃんとか、接続に来たケーブル会社のケーブルガイとか、マイケル・ダグラス似の大工さんとか、ちょっとした人がすごくかっこいい。
と言っても、アメリカでは普通の顔だというのだから、なんともったいない事か....『あんた日本に行ったらモテモテよ!』とお勧めしたくなります。
イケメンに囲まれて、毎日がエブリデーな私。

 

アメリカはほとんどの場所が禁煙です。なんとすがすがしい。
最初に住んだアパートも禁煙アパートでした。レストランだって当たり前、本当にすがすがしく食事ができます。
日本での歩きタバコのおじさん、是非アメリカに遊びに来てほしいです。きっと禁煙できるかも。

 

日本で当たり前な事がアメリカでは虐待扱いされてしまうから注意が必要です。
日本でいう『かぎっ子』や『お留守番』など、子供だけで家に置くのは虐待です。
たった数分だけでも車に乗せておくのも虐待。(日本では両親がパチンコ中に熱中症で死亡するケースが全然なくなりませんね。これは言語道断、ある意味殺人ですけどね)
あと、子供だけでのおつかいとか、言う事きかないからと躾の為、人前でたたいたりしてもだめです。
以前ヨーロッパ人の夫婦がアメリカ旅行中にレストランに入り、夫婦は外のテーブルで食事をして、ベビーカーに乗って寝ていた子供は、寒いからとガラス張りの店内に置いておきました。もちろん親のすぐ近くでガラス越しに子供の様子が見られるから良いと思ったのでしょう。その夫婦は通報され逮捕されてしまいました。

 

アメリカでは、学校の夏休みは3ヶ月近くもある。
なんとうらやましい事か。絶対生まれ変わったらアメリカ人の子供になりたい。
その上、夏休みは長いのに宿題も無い。でも、ほとんどの子が夏休み中いろんなキャンプに行って忙しいのだ。
そのキャンプだって多種多様。日帰りもあれば1ヶ月泊まりがけの物もある。自分の好きな物を選んだり、親に言われてダイエットキャンプに参加する者もいたりします。
ちなみにパパが子供の時は、いやいや親の選んだバイオリンキャンプに行き、一日中一週間もバイオリンの練習をしたつらい思い出があるんだって。パパの妹は自分で選んだロディオキャンプに1ヶ月行って楽しかったらしい。
そうそう、去年ハロウィンショップの店員と夫が雑談した時、その店員は学校の先生だと言う。夏休みは長いけど有給ではないからアルバイトしているらしい。
有給の先生もいるのだろうが、アメリカで先生やるのも大変なんだなぁ.....と思った。

 

以前私は日本にいた頃、駅の階段で転んだ事がある。ラッシュで混んでいたのに、誰1人声をかけてくれなかった。
もし、アメリカ人が大勢いる所で転んだら、きっと多くの人が『Are you OK?』と助けてくれると思います。
私が出先で双子に泣かれて困っていると、いろんな人から『お手伝いしましょうか?』と声を掛けられたりします。

又、ベビーカーでお出掛けしていると、誰でもドアを開けてくれます。
それほどアメリカ人というのは、困っている人を見過ごす事が出来ないやさしい人達なんです。
こんなに親切で陽気な人達が多いアメリカなのに、なぜ犯罪が多いのか不思議な事です。

 

以前レベッカの通うプリスクールから、男の顔写真入りのプリントが配布された。
そう!その男は幼女暴行事件で逮捕され、刑期を終えて出所してくると言う。それも近所に。
すごく怖くなったが、知らせてくれてありがとう!って思いました。
そして、これが噂のミーガン法なんだ....と感動した。
日本ではどうしても受刑者の人権ばかりが尊重されるが、アメリカでは再犯率がとても高い性犯罪者から社会を守る方が優先という考えです。
『ミーガン法とは』 1994年7月29日、ニュージャージー州トレントン郊外に住んでいたミーガン・カンカちゃん七歳は、遊びに出かけたまま帰らなかった。
翌日、街の郊外にある公園で、プラスチックパックに押しこまれたミーガンちゃんの遺体が発見される。性的暴行を受け絞殺されていた。
遺留品から、ミーガンちゃんの自宅向かいに住むジェス・ティメンデュカスが強姦殺人で逮捕された。
ミーガンちゃんの両親は男の素性を知って愕然とした。 男は過去にも複数の幼女暴行事件の犯歴があったからだ。
再犯性の非常に高いレイプ犯がいるなどとは、近所の人たちは一切知らされていなかった。
1996年に制定されたミーガン法は、性犯罪者の情報をインターネットや役所にて公開することにより、周囲への注意喚起を行う。
この法律はアメリカだけでなく、イギリスや韓国などでも制定されていて、再犯防止に効果が認められているという。
私は早く日本でも実施して欲しいと思うのだが、やはり犯罪者の人権の方が大切なのかなぁ....

 

日本って結構男の遊び場がいろいろあるよね。
キャバクラとか居酒屋・風俗・パチンコ・麻雀・ラブホテル...でも私の住む所にはほとんどありません。(一部バーやクラブやストリップ劇場等がある地域はあるけど)
だから会社が終わると、郊外に住んでる人などはすぐ帰宅する人が多い。(都会に住む若者は別だけど)
早く帰って家族との時間を楽しむ人が多い。
車社会だから飲んで帰れないという事もあるしね。ギャンブルだってカジノとかに夫婦で行ったりして、決して自分1人だけ楽しんだりしないのがみそよねー。
会社帰りはフィットネスなんて健全な人も多い。アメリカ人男性って意外と真面目です。

 

アメリカでは繁華街は別にして、時々道路沿いに飲み屋がある。
どーしたって車でしか行けない所なのにアルコールが置いてある。もちろん同乗者が酒を飲み、ドライバーはノーアルコールビールを飲んでいるのだと信じたいが....
アメリカでは飲酒運転は大罪です。だからドライブインタイプのそういう飲み屋の近くで検問したら、絶対たくさん捕まえられそうなのに、ほとんど警察はいない。なぜだ?

 

パパが日本に来るきっかけになった1つは、アメリカのテレビ番組でやっていた『舞妓さん』に惚れた事。
『舞妓さんは日本中どこに行ってもいると思っていた』という。その上忍者も....でもパパだけがそう思っていた訳ではない。今現在も日本には武士がいると思っていたり、『はらきり』はよくあるものだと思っている人も多いらしい。
日本にマクドナルドやセブンイレブンがあるのに驚いた人もいると言う。
実は私もアメリカに来る前は、アメリカでは歩いているだけでピストルで撃たれると思っていたから、人の事は言えないけどね。

 

去年の夏シアトルの仏教寺院でやっている盆踊りに行ってみた。
日本人よりアメリカ人が多く来ていたし、盆踊りなのに海賊の扮装をした人達がいた(なんでだろ〜)。やっぱり盆踊りにはパイレーツ(海賊)だよね。
びっくりしたのは、みんな日本を勘違いしている事だ。アメリカ人には日本と中国など、アジアはみんな同じに見えるらしい。
着物の様なガウンのような変な物を浴衣代わりに着て帯もせずにいる人。中国の唐傘をさして、手には韓国のうちわの人。頭には『箸(はし)』をかんざし代わりにしてる人。なんじゃそれは...と思わず絶句。
着物にティアラとかもいたし。パンツ見える位大股で歩くし。あ゛ー変よ。

 

ポケモンだけかと思ったら、ハム太郎や鉄腕アトムまでアメリカで活躍していました。
いつ・どこで覚えたのか、ハム太郎も鉄腕アトムも英語が上手。普段レベッカは英語でポケモンを観ていて、ある日日本のレンタルビデオ屋で日本のポケモンを借りてみたら、『ポケモンが日本語しゃべってる!』と、いたく感動していました。

ちょっと気になるのは、『ポケモン』なのにアメリカでの発音は『ポキモン』なの。なんか変。

 

アメリカでは太っている子供も多いけど、スタイル抜群の中学・高校生が多い。背も高く足も細く長い。その上痩せているのにボインボイン。
どうしても娘をそういう体型にしたいと思い、その子らに『何の牛乳飲んでるの?』と聞きたい母心。

レベッカのスイミングスクールは夕方なので、更衣室には学校帰りのティーンエイジャーがたくさん着替えをしています。女の私でさえ見とれてしまう程ナイスボディな彼女らを、二ヤ二ヤして見ているのが家の双子たち。どんな手を使っても目を離さない。幼児なのにきれいなものが分かるのねぇ....まったく誰に似たのかねぇこの鼻の下。

 

アメリカの全てのプールという訳ではないが、家の娘の通っているプールはなんでもOKなの。
もちろん水着は自由で帽子なし、妙な水着を着ている子もいるし、アクセサリーもタトゥーもOK。
ピアスはもちろん、アンクレットや指輪を付けたまま入ってる3才位の子もいたりして、さすがアメリカと言う感じ。
先生はタトゥーを手と足に入れて、舌にピアスをしている体格の良い女性なの。
何でも自由はいいけど、せめて始まる前の準備運動位して欲しいのですが....

 

レストランでの事。ライスと餃子を注文したそのアメリカ人は、ライスにしょうゆをたっぷりかけて食べていた。
白米にしょうゆかよ。邪道。でもアメリカ人には多いらしい。ご飯に味がないからしょうゆをかけると言っていた。また、砂糖をかけて食べる人もいるらしい。
本当においしいご飯を食べた事がないからしかたがないのかもねー。

 

アメリカ人は『インディペンデンス』独立・自立にこだわります。
生まれてすぐ赤ちゃんを別の部屋に1人で寝かせるのもインディペンデンス。
高校卒業したら親元を離れるのもインディペンデンス。
結婚後も同居なんてありえない。老後の面倒だって子供はみない。老人は老人でインディペンデンス。
家の場合大変だよなぁ....私が子離れできるかしら?
この先子供がみんな独立して、夫と2人っきりなんて....そんなのやだー!!!!(夫よごめん)

 

アメリカ人の子供に限らず、子供というものは『なんで?なんで?』としつこいものである。
私はいつもいろんな所でアメリカ人の子供に話しかけられいろいろ質問される。(たぶん双子を連れて歩いているからかなぁ)
以前ハーネス(迷子ひも)を双子に付けて歩いていたら、『どうしてこれをつけるの?』としつこく質問されたし、別の日には『なんで双子なの?』と質問された。
『WHY?WHY?』としつこいのなんのって。なんで双子なの?って聞かれても....いちよう『ミラクル』と答えた私。
しか〜し、英語が苦手な私にとって、子供の話す英語を聞き取るのは特に難しい。

 

アメリカでは、チップをもらう職業の人はとても感じが良い。例えばレストランの店員とか美容師とか。
でもチップの無いマクドナルドの店員とかデパートの店員などはすごーく感じ悪い。(もちろん中には感じいい人も多少はいるが)
『お客様は神様です』の日本人ってすごいよねー。
あと、スーパーのレジの人はおしゃべり好きな人が多く、レジうちながら客と雑談する。他の客が並んでいたって、お構いなしで話こむ。
ちゃっちゃとしてよーっていつも思っています。
パパは日本にいる時、デパートの開店時間に行くのが好きだったそうです。店員が皆並んでおじぎをされると、殿様になったような気がするんだって。

 

アメリカで困るのは、どのレストランでもファーストフードでも、日本の様に『ウーロン茶』を置いていない事。
だからダイエットコーラを飲むんです。日本に住んでいた30数年間より、アメリカで生活しているたった1年の方が、私のコーラの消費量が上回りました。
子供の頃両親に『コーラを飲むと骨がとける』と言われて育った私なのに、最近では外食の際、お寿司やごはんにでもコーラを飲めるようになりました。(もちろん家ではコーラ禁止ですけどね)

 

アメリカで運転していて、携帯電話をしながら運転する人の多い事多い事。
日本の様に禁止してしまう州もあるようだが、ここワシントン州ではまだOKです。
でも、先日すごい人を見た。携帯しながら、タコス食べながら運転していたのだ。タコスと言ったら、食べなれない私なんて両手で持ってもポロポロこぼすのに、なんてすごい人なんだろう。

 

アメリカでいつも驚くのは、おじいちゃん・おばあちゃんでもハンバーガーやフライドポテト、ピザまで平気で平らげてしまう事です。
家の両親などは、胸焼けすると言ってほとんど食べません。
アメリカ人にとって『あっさりした物』とはなんだろうか?きっとあっさりしたプレーンピザとか?チキンバーガーとかだろうか?

 

アメリカは肥満率が高い国である事は、アメリカに住んでみてよく分かりました。町中に太っている人がいっぱいいるんです。
日本でかなり太っていると、目立つ・服のサイズが無い・料理の量が少ない・人ごみ多く汗だく...等いろいろ困る事もありますが、アメリカで生活する上では、健康上の問題以外太っているという理由で困る事はありません。
そんなアメリカでも、葬儀業界では、棺おけから始まって霊安室・お墓・霊柩車に至るまで、従来の標準サイズが合わなくなっているといいます。
その上、アメリカでは土葬と火葬の両方あるが、体重230kg以上の過度の肥満の場合は、火葬を選択出来ないそうです。
何から何まで特注だと、死んだ後にものすごくお金がかかってしまいます。健康の為・死後の為、痩せようではありませんか。

 

アメリカでは、様々な事が本当に男女平等です。
婦人警官は日本にもいますが、どちらかというと交通課のイメージがありますが、アメリカでは危険な場所へ先頭きって踏み込んだりもするし、男性警察官とまったく同じ事をします。
また、女性消防士も多い。先日大きい消防車を女性消防士が運転していたのを見た時は、『かっこいい』とため息をついてしまいました。
もちろん女性の軍人は戦争にも行くし、車の整備士も、工事の人も、でかいトラックの運転手も、普通の会社だって上司が女性という事も普通の事です。子育てだって、日本のパパのように『手伝う』のではなく『やる』のです。
日本も近年、男女平等を唱えることが多くなっていますが、どちらかと言うと、待遇や賃金などの平等を求めていますが、アメリカでは、きつい仕事・汚い仕事・危ない仕事までもが男女平等な事が感心する事です。

 

アメリカで運転免許を取得するのは、日本より簡単です。

と言っても、英語での筆記試験は英語が苦手な私には無理かなぁ...と思ったら、シアトルでは日本人が多いせいか、日本語でも受けられました。

試験は、座ってペーパー試験か、立ってパソコン試験かを選択できます。座ってペーパーの場合、見直しできるし、結果がすぐに出ないので落ち着いて受けられます。又、パソコンの場合、三択問題で答えを押すと、すぐその場で○・×表示され、あと1問間違えたら不合格だー。っとやりながらプレッシャーがかかり、ハラハラドキドキしながら受けるので、心臓の弱い方にはお勧めできません。

そして、実技試験の不思議な事は、実技には自分の車を使用する事です。免許も無いのに、車を持ってこいだなんて....

 

アメリカの公衆トイレは、防犯上トイレの下の部分が30cmほど開いています。
だから隣の人の足は見えます。その上、ドアや壁も隙間が大きく、見ようと思えば中の人を見る事も出来るくらいです。中で用をたしている時、待ってる人と目が合った時はすごく恥ずかしかった....
又、日本の様に使用中のドアの所が赤くなったりするタイプの物はあまり無く、ノックをする事もまれで、使用中かどうかは、大抵かがんで『中の人の足』で確認します。

又、日本女性はおしっこの音を気にして、水を流しながら用を足したり、音姫を使ったりしますが、アメリカ人女性は豪快です。音なんか全然気にしないし、おならまで平気でします。おおらかですよね!

私も日本から来た最初の頃は、なんとなく恥ずかしかったし、長年の癖で水を流しながら用を足しましたが、最近ではそんな事しません。ってゆーか、隣の人と競い合う位になりました。『私の方が勢いが勝ってるね』なんて思いながら....
こうやって私の中の日本女性の『奥ゆかしさ』とか『恥じらい』とかが、こっぱみじんに消えていくんだろうなぁ...ってゆーか、最初からあんまり持っていなかった?

 

グリーンカード(永住権)という物をご存知でしょうか?私は夫と結婚するまで知りませんでした。
と言うか、私が知らなかった事が、夫が私との結婚を決めた理由の一つでもありました。と言うのも、アメリカの永住権が欲しいがために、アメリカ人の夫に近づく日本人女性が多かった為です。

ところで、このグリーンカードと言われる永住権のメリットは、選挙権以外のアメリカ市民と同様の権利が得られるという事です。(もちろん国籍は日本国籍のまま)
どんなに良い大学を出て立派な人であっても、グリーンカードが無いと仕事にも就けません。ようやく見つけても皿洗い等の仕事を相場より低賃金で...と言う事もあるそうです。 ですから、アメリカに住みたい人にとって、このグリーンカードはどうしても手に入れたい物なので、一番手っ取り早く取得できる『アメリカ人との結婚』を狙ったり、偽装結婚したりする人が多いと言います。ですので、結婚が偽装かどうかの証明をしなければなりません。

申請の時は、結婚前の2人の写真を数枚・結婚式の写真や座席表や招待状などを持参したし、面接の為の『お互いの事をどの位知っているか』の練習もしました。
例えば、誕生日は?結婚記念日は?何色が好き?好きなタレントは?親の名前は?など色々聞かれると聞いていたので。でも、家の場合は、結婚してすぐに申請したのではなく、結婚後4年ほど経ってからの申請で、子供も3人いたのであっさり受理されました。

ところで、申請にはいろんな書類が必要ですが、その中でも『無犯罪証明書』と『渡米の為の健康診断』が面倒でした。
まず、無犯罪証明書は近くの警察署ではなく、(私は東京に住んでいたので)霞ヶ関の警視庁まで行かなければなりませんでした。おとなしいジャックを母に預け、ギリアンを抱っこして、レベッカの手をひいて、オムツやらおもちゃの入った大きなリュックを背負って、真夏のビジネス街の警視庁に入る私の姿は、まさに『行方不明の夫を探す妻』とか、『犯罪を犯して拘留中の夫に面会に来た妻』という感じでした。

又、健康診断は、過去の予防接種の記録がきちんとあれば良いのですが、私の場合は記録がなかったので、抗体検査をしてから、足りない予防接種をしたので少し時間がかかってしまいました。
健康診断自体は何でもないのですが、検査の最後に、院長先生の部屋で裸になって全身を見せなければならない事が恥ずかしかったです。何を見る為に裸になるのかなぁ?薬物注射の痕跡?何かの病気発見?
ちなみにパンツはOKで、ブラジャーは外しました。

最後に、大使館での面接ですが、すごく緊張して望んだ割に、とてもあっさり終わってしまいました。
どこか別室に行くのではなく、受付のガラス越しに大使さまがいらっしゃって、右手を挙げて宣誓します。
英語だったので、キョトンとしていたら、『日本語の方がいいですか?』と聞かれた。日本語しゃべれるなら、最初から日本語にしろよ!と思ったが、緊張のあまり、日本語で質問されたのに、『イエ〜ス』と英語で答えてしまった私。
そしてレベッカを見た大使さまが『お子さんですか?』と日本語で聞いてきたのに、またまた緊張のあまり『イエ〜ス』と振るえる英語で答えたアホな私でした。
グリーンカード取得の方法は、『永住権.com』などをご覧になってください。

 

アメリカに来て、食生活の違いに驚く事がいろいろありました。(まったく違う食べ物は別として、日本でも食べる物の場合)
例えば、アメリカにはシーフードピザはありません。又、ピザにコーンのトッピングもありません。
あと、カリフラワーやブロッコリーは茹でずに生のまま(硬いまま)食べます。
かき氷はソフトクリームのように、スプーンを使わずに食べます。(慣れないから私はとっても食べにくい)
ぶどうは皮ごと食べる。でも、ぶどう自体が日本のぶどうと違うので、皮が離れにくく、身と皮とが一体になったおいしさらしいです。
マクドナルドのメニューがつまらない。日本の『グラタンコロッケバーガー』と『ベーコンポテトパイ』が恋しい私です。
以前日本では『モッツァレラなんとか...』もあったんでしょう?日本は工夫ってゆーか、いい仕事するよねー もちろん『スマイル』なんてメニューも無いから、店員はすごーく愛想が悪いです。日本のニコニコ店員がなつかしい。
アメリカにはたくさんスープの種類があるのに、コーンスープ・コーンポタージュが無い。
ホワイトソースが売っていない。
あと、アメリカにはぺプシマンはいない。いかにもアメリカのキャラのようだが、日本?アジア?限定みたいです。

 

何でも自由でオープンなアメリカ!と思いきや、実はアメリカではテレビでおっぱいは禁止です。
日本は下半身にはボカシが入りますが、おっぱいはOKですよね。アメリカは下も胸も見ることが出来ません。
子供達が見てしまうからなのでしょう。だから、以前ジャネット・ジャクソンのおっぱいポロリ事件は、全米中で大騒ぎでした。
最近アメリカで、整形手術のビフォアー・アフターの番組があるのですが、豊胸手術の時はビフォアー・アフターの胸を見る事が出来ないので(肝心な所にボカシが入るから)、なんだかつまらないです。
でも、子供が見ないアダルトビデオなどは、日本のよりすごいらしいです。

 

よくアメリカ人は、『日本人は皆同じ格好をして個性が無い』と言いますが、それは日本人が流行に敏感だからだと思う。
そりゃあアメリカ人は流行に流されず、個性的な格好をする人が多いですが、子供のファッションに関して言えば、アメリカの子供は皆同じ格好をしていると思う。
GAPやオールドネイビー・オシュコシュ・カーターズなど、俗に言う『アメカジ』です。
ちょっとおしゃれな子は、ジンボリーなども着ますが、遊び場に行くと必ず同じ服の子供に会います。まったく個性が無い。
だからレベッカが日本のかわいい服を着ると、『どこで買ったの?』なんて聞かれます。
でも、日本にいる時はインポート物がかわいいと思ったし、アメリカでは日本の服が恋しい。まぁ無い物ねだりなのかなぁ...
(但しアメリカの子供服は、4才未満の女の子の服・サイズ4Tまでは、時々びっくりする位かわいい服があります。)

 

アメリカは日本と逆で、左ハンドル・右走行ですが、交通ルールで少し違うのは、『信号が赤でも右折していい』のです。もちろん安全確認してからですが。(一部出来ない所は表示されていますし、NYの繁華街では適用されないらしいですが)
又、アメリカでは道路も広く、ハイウェイでは片側5斜線・全部で10斜線の道もよくあります。
あと、2人以上乗っている車の優先車線もあります。
ハイウェイではなく普通の道路でも、制限速度が80キロの所もあるのですが、日本と違い道路に歩行者がほとんどいない(シアトルの街中や観光地は別ですが)ので、安心してスピードを出す事ができます。
又、『歩行者優先』が徹底しているので、ほとんどいない歩行者ですが、信号機が無い所で歩行者が渡ろうとした場合、皆がすぐに止まります。
あと、車を駐車する場合、アメリカ人は頭から入れて、出る時バックで出ます。
又、障害者用駐車場もどこにでも設置されているし、障害者用を普通の人が使用する事はまずありません。(罰金を取られます)日本では『すぐ戻るから』とか『どうせ来ないでしょう』なんていって、障害者用の駐車スペースを使用している非常識な人がまだいるみたいですよね。
あと、私はアメリカ人は平気で車をぶつけるから、皆ボロボロの車に乗っているものだと思っていましたが、実際は皆立派な車に乗っている人が多く、車検制度は無いが、ちゃんと整備されている車(自分で整備する人もいる)に乗っているようです。
あと、クラシックカーを綺麗に乗っている人も多く、方向指示器がない車が公道を走り、自転車の人の様に手で曲がる合図をしているのを見て、日本では考えられないなぁ....と思ったものです。
でも、やはりボロボロの車に乗っている人も中にはいます。ボンネットが無く、エンジン剥き出しの車に乗ってる人もいたし、ガラスにヒビが入ったままとか、割れたガラスを取ってビニールをガムテープで貼っている車とかもいました。
アメリカというと、幅の広いアメ車が多いのかと思いきや、日本車もかなり多いです。
あと、ピックアップトラックも『プライド』でキムタクが乗っていたタイプよりもっと大型の物や、ヨン様が冬のソナタで乗っていたフォードのエクスプローラーような大きな車も、男の人ばかりでなく、女性が多く運転しているのがすごいです。
ところで、ガソリンスタンドは、ほとんどがセルフサービスです。
日本のニュースで『日本のセルフサービスタイプのガソリンスタンドでは、入れ逃げされるケースが多い』と言っていましたが、アメリカの様に料金先のシステムにしたら、そんな事ないのになぁ...と不思議に思いました。
ちなみに、私は自分でガソリンを入れるのは面白いけど嫌いです。だってガソリンの匂いが手に付いて、一日中頭が痛くなるからです。

 

日本にいた時、私は30歳過ぎて結婚したのですが、独身の時『まだ結婚しないの?』『なんで結婚しないの?』と言われたし、結婚したらしたで、『子供はまだ?』『早く子供作った方がいいよ』と言われたし、レベッカを産んだら、『今度は男の子だね』とか『一人っ子はかわいそう』と言われました。

その他、日本人は久しぶりに会った人に対しても、『老けたねー』『ハゲたねー』『太ったねー』なんて事もよく言いますよね。とにかく日本人はこういう事に関してデリカシーが無いと思います。心配してくれて言ってくれるのは分かりますが、ほっといてくれ!と思っていました。

一方、アメリカ人は、そういう事は一切口にしません。だって独身の人は、結婚したくない人もいるし、ゲイかもしれない。子供のいない夫婦は、子供を作らない考えかもしれないし、不妊かもしれない。一人っ子がいいか、子沢山がいいかは、個人で考え方が違うし、そんな事を聞いたりしないアメリカ人は、他人に興味が無いのかと思いましたが、良識があるからだと思いました。

ちなみに、双子は自然妊娠か?薬使ったか?とか、母乳か?ミルクか?とか、普通分娩か?帝王切開か?なんて事も絶対に聞かれません。(日本ではまったく知らない人によく聞かれました)

 

私達が、アメリカに来てすぐ住んだ所は、2ベットルームのアパートメントでした。
アパートメントと言っても日本のアパートのイメージではなく、部屋も広いし、管理事務所にはジムやジャグジー・コインランドリーも完備されていました。プールやテニスコートを完備しているアパートもあります。
又、アパートによっては洗濯機や乾燥機が付いていない所もあり、コインランドリーを利用する事も普通ですが、食器洗い機は必ず付いています。

ところで、2003年(私がアメリカに来て8ヶ月の頃)今までのアパートよりも少し遠くに一軒家を買いました。
改築して4LDKの平屋建てで庭とガレージ付き。日本人の私には広いと思う家ですが、アメリカ人にとっては小さい家です。
この家にはあと3年ほど住んで、その後もう少し大きい家に引越し、その後子供達が独立したら都会の小さい家に...と、色々計画を立てています。

日本にいたら(特に東京では)、家を持つことは一生無理だったと思いますが、アメリカだから家が持てました。
でも、アイダホに住む友人や、アリゾナに住む知り合いは、私達が買った価格と同じ価格で、新築で二階建てのもっと大きな庭と家が買えると言うので勧められましたが、日本人はいない(アジア人すらいない)・日本のスーパーもない・日本のレンタルビデオもない。と言うのでお断りしました。

 

去年の冬、夫の車がアパートの駐車場から盗まれた。(ポンコツの中古車のスバルなのに)
車は1週間後に近所で発見されたが、中に入っていた手帳から小切手が盗まれていた。
日本では、小切手と言うと会社が使用するイメージですが、アメリカでは個人が手軽に使用します。
治安が悪いアメリカでは、ほとんどの人が現金を持ち歩かず、カードや小切手で支払いをします。公共料金や家賃、月謝や買い物など、なんでも小切手で支払います。 そして数日後、レストランやスーパー、花屋、電気屋、デパート等から、次々と支払いの請求が来た。もちろん盗まれてすぐに銀行は閉鎖したし、警察に被害届を出したから、現金を引き落とされたり、私達が支払う義務は無いのだが、事情を説明しても督促状が何度も届いて不愉快だった。
と言うのも、犯人が購入したリストをみると、私が行きたくても行けなかったレストランとか、欲しくても買えなかった物とかを、夫や私の名前で購入しているのに腹が立った。
普通小切手を店で使用する場合、免許証などで顔や名前を確認するのだが、犯人は『忘れた』と言ってうまく誤魔化したらしい。でも、スーパーには監視カメラがあるのだから、なんとか犯人を捕まえられそうなのに、アメリカの警察はこの位(実際お金の被害は無いから)の事では、全然動いてくれませんでした。
ちなみに、小切手のデザインはたくさんあって、今の私の物は『トム&ジェリー』です。 その他にも、美術的な物や動物物、キティなどのキャラクター物、バラなどの植物物、アメリカ物などなど、本当にいっぱいあります。
でも、個人的にアメリカの小切手社会には反対です。個人の小切手なんて廃止して欲しい。

 

アメリカにはたくさんのショッピングモールがありますが、そのモールには『モールウォーカー』という人達がいて、広〜いモールの中を、健康の為・美容の為、何週も歩いているのです。
全天候型の室内なので、夏の日差しや冬の寒さにも左右されないし、何より安全です。 モール側も、開店時間前に入り口を開けていてくれるので、早起きの老夫婦が朝から歩いているのをよく見ます。
又、『ストローラー・エクセサイズ』も盛んで、子供をベビーカー(ストローラー)に乗せて、急ぎ足でウォーキングしたり、止まってストレッチしたりしているママさんもいます。

 

私は以前から、レジでバーコードをスキャンしてみたいとずっと思っていました。
でも、スーパーに就職しない限り、絶対に無理だとあきらめていましが、 なんとアメリカには、自分で精算する『セルフサービスのレジ』を設置しているスーパーが多いのです。
セルフサービスのレジは、自分で商品をスキャンして、自分で袋に入れて、自分で現金やカードや小切手で支払いをするのですが、だましてスキャンせずに袋に入れたら、簡単に万引されてしまうのではないか?と思いましたが、そこは良く考えられていて、一つ一つの商品の重さも量られていて、重さと金額や個数が合わなければエラーになってしまいます。又、係りの人がいるので、カートのままスキャンせずに通り過ぎる事も出来ません。
でも、バーコードのスキャンは、見ていると簡単そうですが、実際にやってみると結構難しいものです。
夢だった事(バーコードのスキャン)が実現できて、スーパー好きの私は、もっともっとスーパーが好きになりましたとさ。

 

アメリカでは、日本の発音と違う場合がよくあります。
例えば、『マクドナルド』。日本人が言う『マクドナルド』と私が言うと、周りのアメリカ人は大笑いします。義妹なんて、私のマクドナルドの言い方の物まねまでします。
正しいマクドナルドの発音は、ここをクリックしてください。 →  
又、ペンギンはペングゥイン →
ホンダの車 オデッセイはアーデシー →
チョコレーとのゴディバはゴダイバ →
ホットラテはハットラテ →
マリナーズのイチローは、マヨネーズに聞こえる私 → 
ブラジャーはブラジル →

 

前述した日米発音の違いとは別で、ここでご紹介するのは、日米の言い方の違いです。

*日本では『ケンタッキーフライドチキン』と言いますが、アメリカでは『KFC』ケーエフシーと言います。
*マクドナルドのキャラクターのピエロの名前も、日本では『ドナルド』なのに、アメリカでは『ロナルド』です。
*日本で言う『サーティーワンアイスクリーム』も、アメリカでは『バスキンロビン』と言います。
*日本の『フライドポテト』も、アメリカでは『フレンチフライ』です。
*日本の『コーラ』と言ってもアメリカでは通じません。『コーク』と言いましょう。
*マクドナルドの子供用は、日本では『ハッピーセット』ですが、アメリカでは『キッズミール』とか『ハッピーミール』
*日本で言う『ブルーインパルス』は、アメリカでは『ブルーエンジェルズ』
*日本で言う『コーンフレーク』は、アメリカでは『シリアル』
*ドレミファソラシドは、アメリカではドレミファソラ『ティ』ドなんです。 
*日本で言うビタミンは、アメリカでは『バイタミン』
*ファーストフード等のお持ち帰りは日本では『テイクアウト』と言うが、アメリカでは『to go』(トゥゴー)と言う。
*日本で言う『ベビーカー』は、アメリカでは『ストローラー』。アメリカでベビーカーと言っても通じません。

 

ここでは、アメリカと日本の細かな違いをお話します。

・アメリカには映画のパンフレットが無い。
・落ち葉は、日本ではかき集めて捨てるか燃やす。アメリカではジェットの風で飛ばし散らす。
・雨が降ると傘をさす日本人。アメリカ(シアトル)では、傘をさしている人は殆どいない。濡れるかフードかぶる。
・花見や海水浴など、外の公共の場で酒が飲める日本。自宅の庭以外の外では一切酒は飲めないアメリカ。
・プレゼントの包装紙は丁寧に開ける日本人。親のカタキの様にむちゃくちゃに開けるアメリカ人。
・雪だるまは、日本では2段、アメリカでは3段です。
・救急車は日本は無料。アメリカは有料。
・アメリカ人は現金をあまり持たない。
・デパートやレストランなど、日本は平日より日曜日が遅くまで開いているが、アメリカは日曜日は早く閉店してしまう
・日本で出産すると、1週間〜10日ほど入院しますが、アメリカでは産んだら次の日退院です。
・アメリカにはレストランの入り口にサンプルは無い。
・アメリカのマクドナルドの飲み物は『お替わり自由』
・月給制が多い日本と比べ、アメリカでは週給の場合が多く、家のパパも2週間に一度給料がもらえるのでいい。
・衣替えをしないアメリカ人。クローゼットが大きいし、冬でもノースリーブ着るし、季節感無いのかも?
・野球観戦は、日本では歌を歌ったりと観客が一丸となってうるさいが、アメリカはそれぞれが静かに観戦する。
・熱が出ると、日本では汗を出して熱を下げるが、アメリカでは裸になったり、水風呂に入ったりして体を冷やす。
・アメリカに軽自動車は無い。
・アメリカの歯医者では、うがいをしない(設備が無い)。日本では治療中にうがいが出来て気持良い。